今日は我が心の師、ステファン・グラッペリさんのちょっとマニアックな話を。
世界初の音楽CDが発売されたのは、1982年だったそうです。
その後、だんだんCDの流通が増えていき、販売枚数ベースでCDがLPを追い抜いたのが1986年なんだそうです。
僕が高校を卒業したのは1985年ですが、いくら考えても、初めて買ったCDが何だったかが思い出せません。。。(笑)
その後、大学生になり、僕はステファン・グラッペリさんの音楽と出会うのですが、それは「ヤング・ジャンゴ」というアルバムで、CDではなくレコードでした。
そして、大学卒業後、僕はステファン・グラッペリさんに一目お会いしたくて、フランスに留学します。
1991年の事でした。
詳しくはこちらをご覧くださいませ。
今思うと信じられない話ですが、フランスに行く際、いつでも好きな音楽を聴けるようにと、CDの中身だけを500枚ぐらい持って行きました。
今ならスマホ一つで充分なのに、昭和ですねぇ。。。(笑)
僕がパリでお会いした時、ステファン・グラッペリさんは83歳でした。
まだまだ現役で活動されており、新譜もたくさんリリースされていましたが、ほとんどがCD作品でした。
1990年頃までは、CDとレコードを両方リリースするアーティストが多かったのですが、1990年代になると、レコードはほとんど生産されなくなっていました。
僕は最晩年のステファン・グラッペリさんの音楽が大好きなのですが、僕の知る限り、1990年代に入ってレコードでも発売されたステファン・グラッペリさんのアルバムは3枚しかないと思います。
1990年の作品で、ステファン・グラッペリさんが音楽を担当しています。
2枚目は、マッコイ・タイナーとのデュオ・アルバム「One on One」。
同じく1990年の作品です。
そして3枚目は、1993年発売の、マーティン・テイラーとのデュオ・アルバム「Reunion」。
上の2枚はレコードで持っているのですが、これはなかなか手に入りませんでした。
1990年台のレコードはリリース枚数が少なくて手に入りにくいんですよね。。。
ところが先日、遂に手に入れてしまいました!
おそらく、ステファン・グラッペリさん最後のレコード作品です!
素晴らしい!
興味のある方は、「CAFE SIESTA」まで是非どうぞ。
Spotifyはこちらです。