初めてこのブログを訪れた方へ
「高橋じゅんの今日聴いた音楽」へようこそ。
このブログでは、僕がその日に聴いた音楽のことを書いたり、昔の音楽体験を思い出して書いたり、「SIESTA」の活動や「CAFÉ SIESTA」、「ATELIER SIESTA」のことを書いたりしています。
記事を書き始めてからずいぶん長い時間が経ったので、気がつけばかなりの記事数になりました。
そのため、
「初めて来たけど、どこから読めばいいの?」
という方のために、ここでは僕の音楽人生やSIESTAのことが分かる記事をいくつか紹介します。
よかったら、気になるところから読んでみてください。
まず読んでほしい物語
1.高橋青年のステファン・グラッペリ物語
僕が20歳の頃、ステファン・グラッペリの「ヤング・ジャンゴ」というレコードに出会いました。
その音楽に衝撃を受け、
「この人に会いたい」
と思うようになりました。
そして23歳の時、バイオリンとCDウォークマン、そしてCDを約300枚くらい(中身だけ)持ってフランスへ。
当時はインターネットも携帯電話もありません。
それでもグラッペリを探し続け、手紙を書き、ついにはパリの自宅に招いてもらうことになります。
僕の人生の中でも、とても大きな出来事でした。
この話は全14話の連載にまとめています。
まずはここから読んでいただくのもおすすめです。
SIESTAについて
SIESTAのはじまり
2.南フランスで受けたカルチャーショック
僕とあかねが南フランスで暮らしていた頃、僕たちは日本とはまったく違う暮らし方に出会いました。
時間の流れ方。
人と人との距離。
食事をする時間。
街の中に流れている音楽。
何かを急いで成し遂げるのではなく、毎日の暮らしそのものを楽しむ。
そんな南フランスの生活に触れたことは、僕たちにとって大きなカルチャーショックでした。
それは、いわゆる「スローライフ」という言葉だけでは表現しきれないものだったと思います。
音楽も、演奏することだけが目的なのではなく、そこにいる人や場所、時間の流れと一緒にある。
そんな感覚を、僕たちは南フランスで体験しました。
そして日本に帰ってきた後も、その時に感じたことがずっと心の中に残っていました。
「音楽を聴くこと」だけではなく、
音楽のある時間を楽しむこと。
音楽のある空間を作ること。
それが、後のSIESTAの活動や「空間と音楽」という考え方につながっていきます。
1992年に始まったSIESTAの原点には、南フランスで過ごした時間と、そこで受けたこのカルチャーショックがあります。
CAFÉ SIESTAのはじまり
3.音楽を聴くための場所を、自分たちで作る
南フランスで暮らしたことで、僕たちの中には日本に帰ってからもずっと残っている感覚がありました。
音楽は、コンサートホールで聴くものだけではない。
カフェでコーヒーを飲みながら聴く音楽。
誰かと話をしながら聴く音楽。
何もせず、ぼんやり過ごしながら聴く音楽。
暮らしの中に、ごく自然に音楽がある。
南フランスで感じた、そんな時間の過ごし方です。
SIESTAを始めてからも、僕たちは「音楽を演奏すること」だけではなく、音楽のある空間を作ることに興味を持っていました。
そして1999年。
その思いを実際の場所として形にしたのが、「CAFÉ SIESTA」でした。
ここでは、コンサートをすることもあります。
でも、コンサートの日だけが特別なのではありません。
コーヒーを飲みながら音楽を聴く。
本を読んだり、誰かと話したりする。
あるいは、何もしないでゆっくり過ごす。
そんな日常の中に音楽がある。
僕たちが南フランスで受けたカルチャーショックを、日本で自分たちなりに形にしてみたかった。
「CAFÉ SIESTA」は、そんな場所として始まりました。
そして2024年、「CAFÉ SIESTA」は25周年を迎えました。
25年間続けてこられたのは、ここに来てくださったたくさんの方たちと、一緒に音楽を楽しんできた時間があったからだと思います。
「SIESTA」という名前に込めたもの。
南フランスで感じた暮らし。
「空間と音楽」という考え方。
その続きを、「CAFÉ SIESTA」という場所で今も続けています。
ATELIER SIESTAのはじまり
4.音楽の立ち位置を変えてみる
SIESTAは、もともと「空間と音楽」というコンセプトで始まりました。
その原点にあるのは、僕たちが南フランスで暮らした時に受けたカルチャーショックです。
日本とは違う時間の流れ。
暮らしの中に自然に存在する音楽。
人が集まる場所と、そこで流れている音楽。
「音楽を聴く」ということそのものが、日本で考えていたものとは少し違って見えました。
だからSIESTAでは、最初から
「自分たちの音楽を聴いてください」
ということだけを目的にはしていませんでした。
音楽そのものよりも、その音楽が流れている空間。
そこにいる人たちが過ごしている時間。
その場の空気まで含めて、音楽を楽しんでもらいたい。
そんな「空間演出」の要素が、僕たちの演奏活動には強くありました。
でも、演奏活動だけでそれを表現することには、どうしても限界があります。
そこで、自分たちが考えている「空間と音楽」を、もっと多角的に表現できる場所として作ったのが「CAFÉ SIESTA」でした。
そして2007年。
SIESTAの15周年のCDを作った時、そのプロモーションビデオを作ってみました。
当時、ちょうど誕生したばかりの「YouTube」に、その映像をアップしました。
それが「ATELIER SIESTA」の始まりです。
最初はCDのプロモーションビデオでした。
でも、僕たちにとっては「映像作品を作る」ということが目的だったわけではありません。
今でも「ATELIER SIESTA」は、僕たちにとって音楽活動です。
ただ、音楽を置く場所が、コンサート会場やカフェとは違う。
映像の中に音楽を置く。
映像と一緒になることで、音楽の聴こえ方も変わる。
その「音楽の立ち位置」が、僕たちにはとてもしっくりきました。
「SIESTA」では、
空間の中に音楽を置く。
「CAFÉ SIESTA」では、
暮らしの中に音楽を置く。
そして「ATELIER SIESTA」では、
映像の中に音楽を置く。
そう考えると、「SIESTA」、「CAFÉ SIESTA」、「ATELIER SIESTA」は、それぞれ別々の活動に見えて、実は根っこのところでつながっています。
僕たちにとって大切なのは、
「どんな音楽を作るか」だけではなく、
「その音楽を、どこに置くか」。
音楽の立ち位置を変えることで、音楽の楽しみ方も変わる。
それをいろいろな形で試してきたのが、僕たちのこれまでの活動なのだと思います。
そして、これからもまだ、
「音楽をどこに置いたら面白いだろう?」
と考えていくのだと思います。
僕と音楽の話
5.僕が「じじい系」の音楽を好きな理由
若い頃から、僕は昔の音楽家の演奏に惹かれてきました。
特に、年齢を重ねたミュージシャンが出す音には、若い頃とは違う魅力があります。
上手いとか速いとか、そういうことだけではない。
長い人生を生きてきた人にしか出せない音がある。
そんな音楽について書いた記事です。
音楽と旅
6.音楽を探して旅をする
僕にとって、音楽と旅は昔から切り離せないものでした。
フランスへ行った時も、グラッペリを追いかけていた時も、旅先でたくさんの音楽に出会いました。
現在も「SIESTA」や「ATELIER SIESTA」で各地へ演奏旅行に出かけています。
旅先で出会った人、食べたもの、見た景色。
そして、その土地で聴いた音楽。
そんな話も、このブログにはたくさん書いています。
最近のSIESTA
現在もSIESTAは活動しています。
コンサートをしたり、音楽を作ったり、「ATELIER SIESTA」の作品を作ったり、「CAFÉ SIESTA」で音楽を流したり。
昔の話だけではなく、「今、何をしているのか」もこのブログに書いています。
最近の記事はこちらからどうぞ。
このブログについて
このブログのタイトルは、
「高橋じゅんの今日聴いた音楽」
です。
でも、実際には「今日聴いた音楽」だけを書いているわけではありません。
音楽を聴いていると、昔のことを思い出します。
「あの時、フランスでこの曲を聴いていたな」
「このレコードを買った時は、こんなことがあったな」
「この人と出会ったのは、あのコンサートだったな」
そんなふうに、音楽から記憶がどんどん出てきます。
だから、このブログには音楽の話だけではなく、旅の話や、昔の話、「SIESTA」の話、「CAFÉ SIESTA」の話、そして僕自身の人生の話も出てきます。
音楽を入口にして、僕がどんなふうに生きてきたのか。
そんな話を、このブログでは書いています。












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