高橋じゅんの今日聴いた音楽

バイオリンとアコーディオンのデュオ「SIESTA」がプロデュースする「CAFE SIESTA」では、こんな音楽が流れています。

「シエスタニメーション2024」

数年前から、「ATELIER SIESTA」のコマ撮りアニメーションに合わせて生演奏を行う「シエスタニメーション・コンサート」に力を入れています。 一昨年の「SIESTA結成30周年記念コンサート」の時も数曲演奏しましたが、生演奏できるコマ撮りアニメーション作品…

「ジュークボックス」

一ヶ月ほど前、諸事情で「CAFE SIESTA」にジュークボックスがやって来ました! ジュークボックスと言うと、もっとアメリカンなイメージでしたが、うちに来たのは英国製で、とてもシックです。 しかも新品。 今でもジュークボックスを作っている会社があると…

「ATELIER SIESTA'S WORKS」

先日、「ATELIER SIESTA」で今までに制作した作品の年表のような物を作ってみました。 題して「ATELIER SIESTA'S WORKS」。 興味がある方は、是非ご覧くださいませ。 atelier-siesta.cdx.jp 自分で言うのもなんですが、こうやって見てみると、なかなか大した…

「SIESTA Radio」

先日、SIESTA結成30周年記念アルバム「ATELIER SIESTA SONGBOOK」をサブスクで聴けるようにしたら、Spotifyで聴けるのが2枚になったからかどうかは知りませんが、Spotifyで勝手に「SIESTA Radio」というプレイリストが作成されていました。 open.spotify.com…

Merry Christmas!

今日で「CAFE SIESTA」は年内最後の営業です。 皆様、Merry Christmas! 年始は5日(金)から営業します。 来年も「CAFE SIESTA」を、どうぞよろしくお願いいたします。 今年の前半はまだコロナでしたが、後半は随分コンサートもやり易くなり、振り返ると、…

「Flamingo」

今日は、僕の心の師、ステファン・グラッペリさんの命日です。 もう26年。 早いですねぇ。。。 という訳で、今日は「CAFE SIESTA」で、ステファン・グラッペリ&ミッシェル・ペトルチアーニの「フラミンゴ」を聴きました。 素晴らしい! 実は僕、このアルバ…

サブスク配信始まりました!

昨年、SIESTA結成30周年を記念して制作した「ATELIER SIESTA SONGBOOK」のアナログ盤。 「ATELIER SIESTA」のコマ撮りアニメーションのために作った曲達を再録音しました。 もちろんCDもあります。 (ジャケットのデザインが違います) そして、この度、サブ…

「アメリ」

先日、近所の映画館で「アメリ」のデジタルリマスター版をやってたので観て来ました。 いやぁ、面白かったなぁ。。。 それにしても、こんなにブラック・コメディ満載の映画だったかなぁ?(笑) つい最近の映画だとばかり思っていましたが、もう22年も前なん…

「イ・ムヴリーニ」

今日もまたトニー・ガトリフ監督の映画の話です。 先日、トニー・ガトリフ監督の「イ・ムヴリーニ:テラ」という映画を観ました。 コルシカ島出身の「イ・ムヴリーニ」というバンドのドキュメンタリー映画。 1996年の作品だけど、全編モノクロ。 すごく面白…

「山形ツアー」無事終了!

金曜日の朝、横浜を出発。 東北道を北上し、夕方、福島県の「安達太良SA」に到着。 遠くに安達太良山が見えます。 その後、福島ジャンクションを米沢方面へ分岐し、人生初の山形県に上陸。 一時間程度で待ち合わせの「長井駅」に到着すると、「フラワー長井…

「山形ツアー」

来週、山形県長井市でプライベートな内容のコンサートがあります。 人生で初めて山形県へ行くのでとても楽しみなのですが、そのコンサートで、ギタリストの宮野弘紀さんと共演させていただくのも、とても楽しみです。 せっかく長井市まで行くので、山形市で…

「ラッチョ・ドローム」

先日、20年振りぐらいに「ラッチョ・ドローム」という映画を観ました。 いやぁ、素晴らしかったなぁ。。。 ロマ(ジプシー)の起源はインド北部と言われているのですが、そのインドから始まり、エジプト、トルコ、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア、フラ…

「Small Wizard Rondo」

無事、新作コマ撮りアニメーション「Small Wizard Rondo」が公開となりました! 是非ご覧くださいませ。 www.youtube.com サポーターとしてご協力くださった方々に、心より感謝申し上げます! そして、今度は札幌で、完成披露コンサートを開催いたします! …

「SIESTA CONCERT 2023 @あかいくつ劇場」

先週の土曜日は「あかいくつ劇場」で、新作コマ撮りアニメーション「Small Wizard Rondo」の完成披露コンサートでした。 お天気にも恵まれ、とても気持ちいい秋晴れの中、まずはスタッフと共に会場設営。 ロビーには、セットも展示します。 物販も準備。 い…

「太陽が知っている」

今日もまたまた、我が心の師、ステファン・グラッペリのマニアックな話を。 先日、とある方から、「太陽が知っている」という映画でステファン・グラッペリがバイオリンを弾いている、という話を聞きました。 1969年作、アラン・ドロン主演のフランス映画で…

「Small Wizard Rondo ロンド〜小さな魔法使い〜」ほぼ完成!

ようやく新作コマ撮りアニメーション「Small Wizard Rondo ロンド〜小さな魔法使い〜」がほぼ完成しました! 残るは、最後のクレジットの部分だけです。 ここには作品作りをサポートしてくださった方々のお名前を入れる予定です。 10/7の完成披露コンサート…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語(番外編)

2016年6月、ステファン・グラッペリが亡くなってから19年が経ち、高橋青年は高橋中年になっていました(笑)。 グラッペリが亡くなった一週間後に犬(ゴールデン・レトリーバー)を飼い始めたので、全く海外に行けてなかったのですが、遂に20年振りにフラン…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 14「さよならグラッペリ」

翌年の6月、グラッペリは5度目の来日をしました。 足がかなり悪いようで、ステージは車椅子に乗ったままでの演奏でした。 コンサートを聴きながら、高橋青年は何度も涙を流しました。 グラッペリがそのまま消えて無くなりそうな気がしました。 演奏を聴いて…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 13「音楽の日」

1995年6月 パリ、モンマルトルの丘にて フランスでは毎年、夏至の日(6月20日頃)は「音楽の日」です。 パリは普段から路上で演奏している人が多いのですが、この日ばかりは特別で、物凄い数の音楽家が、街のいたる所に出現します。 街角、地下鉄、カフェな…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 12「留守電」

当時のシエスタ 鹿児島にて 東京にやって来た高橋青年と山口あかねは、無我夢中で働きました。(若かった) 遊園地、船上クルーズ、イヴェント、結婚式、パーティー、大道芸、呼ばれればどこにでも出かけ、演奏しました。 仕事は比較的順調で、大きな舞台の…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 11「帰国」

感動のグラッペリ家訪問から3週間後、高橋青年は約1年半のフランス滞在を終え、無事帰国しました。 京都に戻った高橋青年の周囲では、メチャクチャな噂が飛び交っていました。 「なんか、フランスのすごい先生の所で修行して来たみたいやで。しかもアコーデ…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 10「グラッペリ家訪問」

1992年8月27日 グラッペリ宅にて 高橋青年と山口あかねは、約2時間、ステファン・グラッペリ宅で、とても楽しい時間を過ごしました。 夢の様な時間でした。 グラッペリ家では、色々なエピソードがありました。 花柄のシャツ グラッペリはいつも花柄のシャツ…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 9「グラッペリへの手紙」

シエスタ結成当時 1992年8月 PARIS 1992年8月、高橋青年は焦っていました。 気が付けば、フランスでの生活も既に一年以上が経過し、日本で貯めた滞在費が残り僅かになっていたからです。 どう計算してみても、フランスには、あと2ヶ月ぐらいしか居れませんで…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 8「PIANOS HAMM」

パリに戻ってすぐに、二人は引っ越しました。 最初のアパルトマンの契約が2ヶ月だけだったためです。 新しいアパルトマンはモンパルナス駅の近くにあり、周りはすごい繁華街でした。 二人はよく近所を散歩しました。 モンパルナス駅からサンジェルマン・デ・…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 7「モントルー・ジャズ・フェスティバル」

パリでの生活を始めた高橋青年でしたが、どうやってステファン・グラッペリと連絡を取っていいか分からず、悶々とした日々を過ごしていました。 名刺をもらったからといって、世界的バイオリニストに、気軽に電話する訳にもいきません。 「電話ではうまく話…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 6「LIVE IN PARIS」

コンサートの場所は、パリの郊外、コロンブという街でした。 気合いの入り過ぎた高橋青年は、随分早く現地に到着してしまい、やる事も無いので取り敢えず会場まで行ってみる事にしました。 開演まではまだ3時間以上あり、会場は静まり返っていました。 「さ…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 5「出会い」

1991年12月29日、スペインのバルセロナにやって来た高橋青年は、市内を観光していました。 ガウディのサグラダ・ファミリアに行き、ピカソ美術館を見学した後、ぶらぶらと旧市街を散策していると、広場で偶然、一人の日本人女性と出会いました。(ナンパか?…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 4「アレクサンダー・C・ベネット」

本格的にフランス語を勉強するため、高橋青年は、ホームステイをする事にしました。 そこで、語学学校に頼んで、ホストファミリーを紹介してもらいました。 高橋青年が紹介されたのは、アレクサンダ-・C・ベネット(以後アレックス)という人の家でした。 …

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 3「ジャズ・イン・マルシアック」

勢いにまかせて、はるばるフランスまでやって来た高橋青年でしたが、ステファン・グラッペリがどこに住んでいるかも分かりません。 そこで取り敢えず、知人を頼って南フランスのトゥールーズという街に住み、フランス語の勉強をする事にしました。 語学学校…

高橋青年のステファン・グラッペリ物語 2「初来日」

1989年5月20日、ステファン・グラッペリは、本当に日本にやって来ました。 81歳の初来日です。 高橋青年はもちろん、コンサートに行きました。 席は、前から4列目。 すぐそこで、夢にまで見た憧れの人が演奏していました。 コンサートの前半は、バイオリン、…