「足るを知る」というのは本当に難しい。
「ロシアのウクライナ侵攻の次は中国の台湾侵攻だ」というニュースを見ながら、
「どうしてあんな大きな国なのにもっと領土が欲しいんだろう?」と思います。
そんな僕も「そんなに持ってるのにまだ買うの?」とあかねに言われながら、ついまたレコードを買ってしまいます(笑)
と言う訳で、今日は台湾の音楽。
台湾には、数千年前から住む原住民が居ます。
現在、台湾政府が認定しているのは16部族だそうです。
その中に「ブヌン族」という山岳地帯に住む人々が居て、彼らの音楽が大変素晴らしいのです。
全然中国っぽく無くて、もっと太平洋の南の方の感じ。
言語的には「マレー・ポリネシア語族」に属するらしいので、やっぱり南の方からやって来た人達なんでしょうね。
見た目もそんな感じです。
そんな彼らの住む台湾の奥地に、アメリカのデヴィッド・ダーリングという音楽家がチェロを抱えて登って行き、現地で録音したのが「Mudanin Kata / ムダニン・カタ」という作品です。
素晴らしいので、是非聴いてみてください。
8曲目だけはちょっと重すぎるので、「CAFE SIESTA」では飛ばして聴いてます。
ウクライナの戦争が一刻も早く終わりますように。