高橋じゅんの今日聴いた音楽

バイオリンとアコーディオンのデュオ「SIESTA」がプロデュースする「CAFE SIESTA」では、こんな音楽が流れています。

サブスク配信始まりました!

昨年、SIESTA結成30周年を記念して制作した「ATELIER SIESTA SONGBOOK」のアナログ盤。

 

ATELIER SIESTA」のコマ撮りアニメーションのために作った曲達を再録音しました。

 

もちろんCDもあります。

(ジャケットのデザインが違います)

 

 

そして、この度、サブスク配信がスタートしました!

こちらのページから、各種サブスクでお聴きいただけます。

是非、お聴きくださいませ。

linkco.re

 

 

でもやっぱり、レコードやCDで聴きたいという方は、こちらで販売しております。

ateliersiesta.stores.jp

 

CAFE SIESTA」でも買えます。

 

Spotifyはこちらです。

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「アメリ」

先日、近所の映画館で「アメリ」のデジタルリマスター版をやってたので観て来ました。

 

いやぁ、面白かったなぁ。。。

それにしても、こんなにブラック・コメディ満載の映画だったかなぁ?(笑)

 

つい最近の映画だとばかり思っていましたが、もう22年も前なんだそうです。

最初に観たのは、横浜の「関内アカデミー」という小さな映画館でした。

(今はもうありませんが。。。)

 

音楽を担当したのは、ヤン・ティエルセン

僕はこの人の音楽にかなり強く影響を受けました。

 

 

ヤン・ティエルセンの音楽と最初に出会ったのは、渋谷の「タワーレコード」の試聴機で聴いた彼の1stアルバム「The Waltz of the Monsters」でした。

1995年で、映画「アメリ」が公開される6年前のことです。

The Waltz of the Monsters (Accordions)

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ヤン・ティエルセンは、アコーディオンやバイオリン、ピアノなど全ての楽器を自分で演奏して、マルチトラック・レコーダーに重ねて録音していく「多重録音」という手法で音楽を創っているのですが、僕も真似をして、当時ローランドから発売された「VS-880」というハードディスク・レコーダーを手に入れて音楽制作をしていました。

 

 

その後、「アメリ」が公開されるのですが、このサントラがまた素晴らしい!

AMELIE FROM MONTMARTRE 「アメリ」オリジナル・サウンドトラック

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すっかり虜になった僕は、自分でもこんなアルバムを作りたいと思い、悪戦苦闘の上(笑)、2007年にSIESTAの2ndアルバム「Ce n‘est pas grave」を発表しました。

Ce n‘est pas grave

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その後、このCDを売るために、プロモーション・ビデオをコマ撮りアニメーションで作るようになり、当時まだできたばかりの「YouTube」にUPし始めるのですが、これが今日の「ATELIER SIESTA」に繋がっています。

 

そんな、我々の原点とでも言うべき映画が、今、全国で公開されています。

是非、映画館でご覧くださいませ。

早く観ないと、すぐ終わっちゃいますよ(笑)

 

公式サイトはこちら。

amelie-film.com

「イ・ムヴリーニ」

今日もまたトニー・ガトリフ監督の映画の話です。

 

先日、トニー・ガトリフ監督の「イ・ムヴリーニ:テラ」という映画を観ました。

イ・ムヴリーニ:テラ [DVD]

 

コルシカ島出身の「イ・ムヴリーニ」というバンドのドキュメンタリー映画

1996年の作品だけど、全編モノクロ。

 

すごく面白かったです。

 

 

最初、「イ・ムヴリーニ」の人達は、イタリア語のように聞こえる言葉を話しているのですが、突然フランス語になったりします。

調べてみると、どうやらイタリア語のように聞こえる言葉は「コルシカ語」という現地の言葉のようでした。

全編を通してフランス語とコルシカ語が入り混じっていて、とても不思議な感じがしました。

 

映画を観終わって、コルシカ島の事を全然知らない事に気付きました。

知ってるのは、ナポレオンの出身地ということぐらい(笑)

 

 

フランスではコルシカ島の事を「コルス」と言います。

フランス領です。

コルシカ島の下の大きな島は「サルデーニャ島」でイタリア領です。

 

コルシカ島は13世紀頃から、イタリア半島都市国家ジェノヴァ」が統治していたのですが、1729年に独立戦争が始まり、それを抑えきれない「ジェノヴァ」がフランスに派兵を頼み、その後、フランスとコルシカ独立政府との戦争になり、1769年にフランスが勝利し、その後フランス領になったそうです。

 

こうした歴史背景から、今でも民族主義運動が激しいようで、映画の中でも「イ・ムヴリーニ」のライブに警察が来るシーンがありました。

コルシカ語で歌う事に問題があるようでした。

 

 

イ・ムヴリーニ」の音楽はコルシカ島の伝統音楽がベースになっていて、「ポリフォニー」と呼ばれる、複数の男性がアカペラで歌う歌がすごく特徴的です。

節回しはフラメンコみたいな感じですが、リズムは無く、ゆったりとしています。

どこか「グレゴリアン・チャント」のようでもあります。


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あと、映画の中で、即興で詩を作って歌い合うラップバトルのようなシーンがあり、とても興味深かったです。

これもコルシカ島の伝統文化のようでした。


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サントラを探してみたのですが、うまく見つからず、

(そもそも存在してるのかな?)

イ・ムヴリーニ」は今でも活動しているようですが、最近の音源は映画の雰囲気とは随分違いました。

 

Spotifyで色々聴いてみると、初期の物が気に入ったので、一枚フランスから取り寄せてみました。

I Muvrini「Anu da vulta」。

 

素朴な音楽で、とてもいいです。

ポリフォニー」をベースにした曲もあります。

興味のある方は、是非聴いてみてください。

Sotifyはこちらです。

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「山形ツアー」無事終了!

金曜日の朝、横浜を出発。

東北道を北上し、夕方、福島県の「安達太良SA」に到着。

遠くに安達太良山が見えます。

 

その後、福島ジャンクションを米沢方面へ分岐し、人生初の山形県に上陸。

一時間程度で待ち合わせの「長井駅」に到着すると、「フラワー長井線」の可愛い電車が走っていました。

 

 

到着した時は夜だったので分かりませんでしたが、翌朝、明るくなってみると、コンサート会場の前にはこんな景色が広がっていました。

 

その後、会場をセッティングして、

 

近くの「長井市古代の丘資料館」を見学。

「縄文そば」なるものをいただきました。

 

土偶広場」で記念撮影(笑)

 

 

さぁ、いよいよコンサートの開演です。

 

伊藤ノリコさん&宮野弘紀さんのデュオ「bossa do Ar」の演奏も素晴らしく、とても素敵なコンサートでした。

 

 

翌日、山形市へ。

長井市から山形市へは、車で一時間程度の距離です。

 

コンサート会場の「Playgroundo Cafe BOX」さんに到着。

 

とても素敵な空間で、とても気持ちよく演奏させていただきました。

店主のKさん、お越しいただいた方々、ありがとうございました!

 

 

翌日、少し山形市内を見学。

 

旧県庁舎の「文翔館」へ。

 

「旧県会議事堂」のホールがとても素敵でした。

いつかここでコンサートしてみたいなぁ。。。

 

 

最後に、1971年創業の老舗ジャズ喫茶「オクテット」さんへ。

 

素晴らしい店でした。

 

大好きなポール・デスモンドの「イージー・リヴィング」が聴けて大満足。

 

 

そして、夕方、山形を出発。

夜中に無事、横浜に戻りました。

大充実の山形ツアーでした。

スタッフのS君、運転お疲れ様でした!

 

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「山形ツアー」

来週、山形県長井市でプライベートな内容のコンサートがあります。

人生で初めて山形県へ行くのでとても楽しみなのですが、そのコンサートで、ギタリストの宮野弘紀さんと共演させていただくのも、とても楽しみです。

 

 

せっかく長井市まで行くので、山形市でも演奏できないかと思い、数少ない山形の知人に相談してみたところ、「Playground Cafe BOX」というとても素敵なカフェを紹介してもらいました。

 

なんでも、映画ファンが集まる「映画カフェ」だそうで、店内にはなんと6500冊の映画のパンフレットが置いてあるそうです。

 

店主の方に連絡してみたところ、ちょうど長井市のコンサートの翌日に、映画ファンが集まるハロウィン・パーティがあるので、そこで少し演奏してみませんか?と誘っていただきました。

 

これまた、凄く楽しみ!

映画音楽いっぱい演奏しようかな(笑)。

 

こちらは誰でも入れると思うので、お近くの方是非どうぞ。

お問い合わせは「Playground Cafe BOX」まで。

 

 

今日は「CAFE SIESTA」で、宮野弘紀さんとブラジルのギタリスト、ルーラ・ガルヴォンのデュオ・アルバム「ADAGIO」を聴きました。

ADAGIO

 

素晴らしい!

共演させていただくのが本当に楽しみです。

 

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「ラッチョ・ドローム」

先日、20年振りぐらいに「ラッチョ・ドローム」という映画を観ました。

ラッチョ・ドローム [DVD]

 

いやぁ、素晴らしかったなぁ。。。

 

ロマ(ジプシー)の起源はインド北部と言われているのですが、そのインドから始まり、エジプト、トルコ、ルーマニアハンガリースロバキア、フランス、スペインと、ロマの永きにわたる流浪の歴史を現地の音楽を通して綴った、壮大なミュージック・ビデオのような作品です。

台詞はほぼありません。

 

監督のトニー・ガトリフアルジェリア出身で、本人もロマの血が流れているからか、視点がロマ側にあるのがとてもいいです。

 

僕は、「ガッジョ・ディーロ」や「僕のスウィング」など、彼の他の作品も大好きなのですが、どれも音楽が本当に素晴らしいです。

是非、一度、ご覧くださいませ。

超お薦めです。

 

ラッチョ・ドローム

ガッジョ・ディーロ/オリジナル・サウンドトラック

オリジナル・サウンドトラック「僕のスウィング」

 

Spotifyには「ガッジョ・ディーロ」のサントラのみありました。

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「Small Wizard Rondo」

無事、新作コマ撮りアニメーション「Small Wizard Rondo」が公開となりました!

是非ご覧くださいませ。


www.youtube.com

 

サポーターとしてご協力くださった方々に、心より感謝申し上げます!

 

 

そして、今度は札幌で、完成披露コンサートを開催いたします!

皆様のお越しをお待ちしております。

 

11月11日(土)「SIESTA CONCERT in SAPPORO 2023」

出演:SIESTA

場所:「渡辺淳一文学館」(札幌市中央区南12条西6丁目414)

時間:17:30 開場 / 18:00 開演

料金:2500円

チケットのご購入はこちら 

メール予約・お問い合わせ:k0515qq@icloud.com(担当:久住)

 

 

今日は「CAFE SIESTA」で、フランスの歌手、アンリ・サルバドールのライブ盤「PERFORMANCE!」を聴きました。

Performance !

 

最高です!

秋の夜長に、是非どうぞ。

 

Spotifyはこちら。

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