前回ご紹介した映画「ジャズ・ロフト」の中で、ユージーン・スミスと同じくロフトの住人に、ホール・オーヴァトンという音楽家がいました。
ある日、セロニアス・モンクはビッグバンドでのコンサートの開催を打診され、そのアレンジをオーヴァトンに依頼します。
10人編成のバンドの編曲やリハーサルがロフトで行われ、その様子をユージーン・スミスが録音&撮影していました。
リハーサルは3週間も行われたそうです。
こうして行われたコンサートの様子を収録したのが「セロニアス・モンク・オーケストラ・アット・タウン・ホール」です。
映画を観て気になったので、レコードを手に入れて聴いてみました。
素晴らしい!
Spotifyはこちらです。
セロニアス・モンクと言えば、僕の中では、独特な和声と少ない音数という印象がありますが、それをビッグバンドに編曲するのは大変な作業だったんでしょうね。
モンクのソロピアノ「Solo Monk」は、長年聴いてる僕の超愛聴盤です。
そう言えば、今度、モンクの映画が上映されるそうですよ。