高橋じゅんの今日聴いた音楽

バイオリンとアコーディオンのデュオ「SIESTA」がプロデュースする「CAFE SIESTA」では、こんな音楽が流れています。

「ジェラシー」

アメリカ出身のユダヤ系バイオリニスト、ユーディ・メニューインと、フランスのジャズ・バイオリニスト、ステファン・グラッペリが、イギリスのテレビ番組で初めて共演したのは1973年の事でした。

 

これは、その時の様子です。


Stephane Grappelli feat Yehudi Menuhin - Jalousie

 

テレビ・プロデューサーの言わば「無茶振り」で実現したこの共演は、クラシックとジャズの「夢の共演」として、当時、大変話題になり、この「ジェラシー」の入ったレコードは世界的に大ヒットしたそうです。

 

当時、メニューイン57歳、グラッペリ65歳でした。

 

 

その後も、2人の大巨匠の交流は続き、10年間で計6枚のレコードが制作されました。

 

最初、ポピュラー音楽に慣れず、少しぎこちなかったメニューインも、セッションを重ねるうちにどんどん進化して、やがて、なんとも不思議で心地良い、大変素晴らしい音楽になっていきました。

 

そんな2人の軌跡を網羅できるのが、このCD。

Icon: Menuhin & Grappelli

Icon : Menuhin & Grappelli

 

なんと、上記の6枚のレコードが全て入った4枚組で、全86曲。

トータルで5時間を超える、聴きごたえ抜群の完全版です!

 

この値段でこの内容は、かなりお得だと思います。

是非、お聴きくださいませ。

 

おっ、Spotifyにもありました(笑)

open.spotify.com

「ミジャドイロ」

以前もこのブログで書きましたが、無印良品からBGMのCDが出ていて、好きでよく聴きます。

siestajun.hatenablog.com

 

 

数年前までは新しいのが出ると欠かさず買っていたのですが、ここ暫くはあまりちゃんとチェックしてませんでした。

 

先日、ふと気付くと、知らないのがいっぱい出てたので、それからは買い物に行く度に1枚づつコツコツと買い足しています。

 

この間も、靴下を買いに行った時に(笑)、「BGM19」というのを買いました。

www.muji.com

 

スペイン・ガリシア地方の音楽。

すごくいい!

 

 

ガリシア地方というのは、スペインの北西部に位置し、キリスト教の巡礼地で有名なサンティアゴ・デ・コンポステーラという街があります。

 

昔、南フランスのトゥールーズという街に住んでいた時、そのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで行ってみたくて、国境付近の町サン・セバスティアンからスペイン北部を旅した事があります。

f:id:siestajun:20201024184753p:plain

 

普通、巡礼の人は何日もかけて歩いて行くのですが、我々は電車で(笑)

ただ、真冬で極寒でした。。。

 

 

ガリシア地方は、中央ヨーロッパからケルト民族が移り住んだ場所と言われていて、音楽もケルト音楽風で、あまりスペインっぽく無いんです。

 

ガリシア出身のケルト音楽グループに「ミジャドイロ」という人達が居て、「Gallaecia Fvlget」というアルバムも好きでよく聴きます。

Gallaecia Fvlget

open.spotify.com

 

とても素敵な音楽なので、是非聴いてみてください。

 

 

余談ですが、サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼の旅を題材にした「サン・ジャックへの道」という映画もすごく面白いですよ。

是非ご覧くださいませ。

サン・ジャックへの道 [DVD]

「キース・ジャレット」

今日のニュースで、キース・ジャレットさんが脳卒中で大変な事になってると知りました。。。

あの素晴らしい演奏が、もう聴けなくなってしまうのでしょうか。。。

 

 

前回大病を患われた時は、「メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー」というアルバムで見事に復帰されました。

メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー

 

このアルバム、献身的に看病した奥様に捧げ自宅のスタジオで録音されたもので、本当に素晴らしいです。

今回も、無事に復帰されることを心から祈ります。

open.spotify.com

「チャーリー・ヘイデン」

昨日の「CAFE SIESTA」でのコンサート、少人数でしたが、濃密な素晴らしい時間でした。

コロナ禍&雨にもかかわらず、お越しいただいた方々、ありがとうございました!

f:id:siestajun:20201018223205j:plain

 

やっぱり生演奏はいいなぁ。

できれば、年内にもう一度やりたいと思っています。

 

 

一夜明けて、今日の「CAFE SIESTA」は通常営業。

 

チャーリー・ヘイデンの「Always Say Goodbye」を聴きました。

オ-ルウェイズ・セイ・グッドバイ

 

映画のサントラみたいなCD。

素晴らしい!

 

僕の心の師、ステファン・グラッペリも一曲参加していて、曲の終わりでジャンゴ・ラインハルトの古い音源にクロスフェードするところがたまりません(笑)

open.spotify.com

「星影のステラ」

随分、寒くなって来ましたね〜

しかも、明日は雨で凄く寒いようです。

CAFE SIESTA」でコンサートなんだけどなぁ。。。

 

もう少し、お席ございます。

お時間のある方、是非どうぞ。(要予約)

f:id:siestajun:20200917222956j:plain

 

 

今日は「CAFE SIESTA」で、キース・ジャレットの「星影のステラ」を聴きました。

星影のステラ

 

スタンダーズ・トリオ初のライヴ盤。

素晴らしい!

 

キース・ジャレットと言えば、演奏中の唸り声が付き物ですが、このCDの唸り声は特に凄いです!(笑)

open.spotify.com

「マリーザ」

ようやく雨が止んだけど、人が少ないなぁ。。。

みんなGoToキャンペーンでどっか行っちゃったかな?(笑)

 

こんな日は、ファド。

 

CAFE SIESTA」でポルトガルの歌手、マリーザの「私の中のファド」を聴きました。

私の中のファド

 

いいなぁ。

秋ですね。

open.spotify.com

「リッキー・リー・ジョーンズ」

それにしても、よく降るなぁ。。。

水曜日からずっと雨ですよ。

 

これじゃお客さん来ないですねぇ。。。(笑)

 

という訳で、今日はゆっくり音楽鑑賞。

 

リッキー・リー・ジョーンズの「Sermon on Exposition Boulevard」を聴きました。

Sermon on Exposition Boulevard (Dig)

 

渋いアルバムだ。

 

Spotifyはこちら。

open.spotify.com