昨日ご紹介したチリー・ゴンザレスの出身地モントリオールは、カナダ東部、ケベック州の州都です。
このケベック州はフランス系の移民が多く、日本ではあまり知られてないかもしれませんが、なんと公用語がフランス語なのです。
「モントリオール」は英語で、フランス語では「モンレアル」と発音します。
南はアメリカに隣接してるし、隣のオンタリオ州は英語が公用語なので、不思議な話ですよね。
まるで第二のフランスといった感じです。
今や世界的に有名になったシルク・ドゥ・ソレイユも、モントリオールで設立されました。
シルク・ドゥ・ソレイユはフランス語で「太陽のサーカス」という意味です。
優しい歌声で人気の女性ジャズシンガー、ダイアナ・パントンは、オンタリオ州ハミルトンの出身。
ハミルトンはモントリオールから約600キロなので、広いカナダではすぐそばといった感じでしょうか。
デビューアルバム「昨日のわたし」では、2曲をフランス語で歌っています。
すごく綺麗なフランス語で歌っていて、調べたら、フランス語の教師もされていたようです。
やっぱりフランス系の家系なのかな?
ジャズ・ボーカルのCDで、英語の中に数曲フランス語が混じるのって、すごく好きです。
ブロッサム・ディアリーも「ブロッサム・ディアリー」というアルバムの中で、2曲をフランス語で歌っています。
こちらは、お世辞にも流暢とは言えません(笑)。
カタコトのフランス語という感じ。
でも雰囲気があってすごくいい。